※2018年3月20日 更新
ごきげんいかが?こーちです。
新作「最後のジェダイ」公開で盛り上がりをみせる「スターウォーズ」!
もちろん僕も楽しみにしているのですが、今日は個人的に盛り上がっているテレビアニメ版「スターウォーズ 反乱者たち」の話をしたいと思います。
「スターウォーズ 反乱者たち」とは
エピソード3と4の間を描いた3DCGアニメです。
アナキンがダースベイダーになってからルークが動き出すまでの銀河が帝国に支配されていた時代の話ですね。
正確にはエピソード4の5年前だそうです。そして後にレイア姫をリーダーとし、ルークが活躍することになる反乱組織が出来上がっていく過程を多くのエピソードで描いています。
最新エピソードは有料のディズニーチャンネルでしか視聴できませんが、少し遅れてならBSのDLifeで放送中です。
僕はDLife組です。
ついにあの人が登場した!!(ネタばれあり)
結局何が僕の中で盛り上がっているかというと、先日のエピソードでついにオビ=ワン・ケノービが登場したのです!
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
タトゥイーンでルークを見守り中に宿敵のダースモールと最終決戦という熱い展開でした。
あ、映画だとエピソード1でオビワンに真っ二つにされたダースモールですが、実は下半身をサイボーグ化して生きていたのです。(そこら辺はエピソード2と3の間の話となる3DCGアニメのクローンウォーズで描かれています)
ダースモールさんはオビワンに真っ二つにされてから復讐することに執念を燃やし、ことあるごとにオビワンに襲い掛かり、挙句にはオビワンの彼女(っぽい関係になっていた女性)をも殺害してしまいます。もはや復讐の鬼ですね。見た目的にも申し分なく。
そんなただならぬ関係の二人の最終決戦ですから盛り上がらないはずはありません!
決着の時
どんな大勝負になるのか手に汗握って見てみましょう。
両者ライトセーバーを構える!
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
出た!お得意の型「ソーレス」!
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
と、ふいに構えを変えるオビワン。
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
正眼から構えを変えて、お、ぉぉお?
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
こ、これはオビワンの師でありダースモールに殺されたクワイ=ガン・ジンの型「アタル」!
最終決戦に師匠を重ねるとは、なんて泣けるんだ!
この構えを見たモールさんの表情。驚いたような憎々しげなような。
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
・・・でもクワイガンはこの型でモールさんに負けたんだけど大丈夫なの?などと心配しているうちにダースモールから切りかかる!
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
ダースモールのダブルブレードを受け流すオビワン!
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
ダースモールはクワイガンの時と同じようにダブルブレードの長い柄でオビワンの両肘を打ち上げて隙を作ろうとしたその刹那・・・
一閃!!!!!
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
まさに一瞬の決着!
ダースモールの動きを読んでいたオビワンの強烈な一撃により因縁の対決に終止符が打たれたのです。
このシーン、本当に一瞬なんです。でもそこが最高にカッコいいのです!
クワイガンと同じ型にしたのもダースモールに過去と同じ動きをさせるための策だったのでしょう。
頭に血の上りやすいモールさんはまんまとそれにはまってしまったのですね。さすがジェダイきっての策士ですね。
そしてダブルブレードが真っ二つになるのもエピソード1でやっているのでそれもなぞっているのでしょう。
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
この戦いは派手さはありませんが、静と動が同居していて武士のたちあいを彷彿とさせるとても上質な決闘シーンでした。
「スターウォーズ 反乱者たち」より引用
オビワンに支えられながら息を引き取るダースモール。
死にゆく宿敵を腕の中で看取ってあげるとはさすが我らのオビさん!器がでかい!
この器のでかさでアナキンを指導してればこんなことにはならなかったのでは…ゴニョゴニョ…いや、人生経験を積んでこの器なのだろう…と想像してみたり…
決着の意味を考える
たった3回の打ち合いで決着がついたこの戦いですが、そこに込められた深い意味を考えずにはいられません。
特に最後の一撃は両者の生き方が映し出されているように感じます。
過去に捕われ復讐のみに執念を燃やして生きてきたダースモールは過去と同じ技を繰り出します。
一方、新たなる希望を見守りながら未来を見据えて生きてきたオビワンは、過去を糧に新しい一手を繰り出して勝利します。
ダースモールは半身サイボーグでオビワンは老衰した体。共にハンデを抱えながらでも心の在り方で技の切れに大きな差が出たのでしょう。うーん、深い。そしてとても日本的。武士イズムですな。かっちょいい。
最後に
このアニメ版はアニメオリジナルのキャラ達が活躍するストーリーですが、今回のように映画のメインキャラ達が時々出てきてファンを喜ばせてくれるのです。なかなかにくい演出です。
映画では描かれなかった空白期間のそれぞれのエピソードを垣間見ることができてなんだか得した気分になっちゃいますよ。
もちろんアニメのメインキャラクターも魅力的でメインストーリーも映画とのつながりを意識しながら最高に楽しめます。
スターウォーズファンの人もそうでもない人もぜひ観てみたらいいよ!とこーちは思います。
最初から見るならDVDレンタルという手もありますよ~。
それでは、フォースと共にあらんことを。
ごきげんよう~
◆合わせて読みたい◆
これで納得!最後のジェダイのライトセーバー戦を殺陣とアクションの観点から徹底分析!
『スターウォーズ 最後のジェダイ』ライトセーバー戦の殺陣を徹底分析(ネタばれ感想) - こーちのあたま