こーちのあたま

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『スターウォーズ 最後のジェダイ』ライトセーバー戦の殺陣を徹底分析(ネタばれ感想)

スターウォーズタイトル

※2018年3月20日 更新

ごきげんいかかが?こーちです。

スターウォーズ エピソード8「最後のジェダイ」公開から2か月。

やっと自分の中で踏ん切りがついたので記事にしようと思います。

最初に断わっておきますがネタばれと批判気味の内容となります。

「そんなの読みたくない!」という人はそっとブラウザを閉じてあげて下さい。

もしくは別の記事に飛んで「こーちのあたま」をお楽しみ下さい。

 

 

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ではまいりましょう。

↓↓↓↓以下、ネタばれあり↓↓↓↓

 

スターウォーズ「最後のジェダイ」こーちの評価

僕はスターウォーズが大好きです。

今までの映画はもとよりアニメ版についてもファンでいます。

しかし、今回の映画に関してはどうしても解せぬのです。

設定や世界観のあれこれについての感想は他の方のレビューに譲るとして、僕がどうしても書きたいことは「ライトセーバー戦を見せる気あるの?」ということです。

 

ライトセーバー戦が解せぬ

Revenge Of Return Of The Jedi

何が解せぬってライトセーバーの扱い方とその見せ方が非常にダサいのです。 

 スターウォーズの世界にとって重要なアイテムであるライトセーバーとその戦いを僕は一番楽しみにしているのです。

 それが今回は全くカッコよくない上に剣術としての魅力のない殺陣シーンに心底ガッカリしてしまったのです。

 

レイの修行シーン

雑すぎるレイの素振り

まずはレイが一人でライトセーバーをブンブン振り回しているシーン。

カットが悪いのか振り方が悪いのか分らないくらいかっこ悪いのです。

剣術を意識した振り方になっていないからなのか動きの締まりが悪く、ただただ棒を振り回しているようにしか見えません。

ここから振りかぶって

レイ修行シーン1

ここまで振り切るとか・・・剣というよりバットですよ。。。
レイ修行シーン2

レイは剣術の修行を受けていないからという解釈をしてこの動きになっているとしても、もうちょっとカッコイイ構図があるはずです。

こういった剣の見せ方のセンスが僕とは全く合いませんでした。

だいたいにして真正面を向いたままガニ股で剣を振るってかっこ悪いでしょう・・・

 

レイとカイロ・レン共闘シーンの殺陣

何をやっているかわからないバトルシーン

Episode8での見せ場の一つで、数少ないライトセーバー戦がこのシーンです。

なかなか激しく戦っているように見えるのですが、カメラワークが悪くて何をやっているのか分りません。

レイ・カイロレン共闘シーン カメラアングル指摘1

レイ・カイロレン共闘シーン カメラアングル指摘2

囲まれているのは分かるのですがその中でアクションをされてもこちらからは何も見えません。

アクションを見せるための構図を考えてほしかったと思います。

たとえば真上から撮影するとかどういうアクションになっているのかを伝える構図はいくらでもあるはずです。

アクションシーンというのはカッコよく戦う姿を見せるためにあるのにこれではアクションしている意味がありません。

 

安直なカラー選択

背景も赤、敵の鎧も武器も赤、そしてライトセーバーも赤。

全部赤いために背景と人と武器の境界線が識別しづらいためにアクションが前に出てきません。

レイ・カイロレン共闘シーン 色指摘

敵がどんなポーズを取っているのかも背景に混じってよく分らないのです。

こんな分かりづらい色合いでどう戦っているのかを目で追うのは無理です。

この映画のコンセプトカラーは赤だそうなのでそれに合わせて安直に全てを赤にした結果、見栄えのしないアクションシーンとなってしまったと思います。

 

構えない

武術と言えば戦うために「構え」を取るのが普通だと思うし、ビシッと決まっていればそれだけで見栄えがするものです。

でもこの二人は敵に囲まれたにも関わらず腰が引け気味の隙だらけ状態なのです。

レイ・カイロレン共闘シーン 構え指摘

レイは剣の修行をしていないという解釈であれば仕方ないとしても、カイロ・レンはジェダイ候補生だったんだし構えて強そうにしないとダメだと思うのです。(レイがそんな初心者でこの戦いに勝てるというのも納得できない点ですが・・・)

そしてそのままライトセーバーを振り回すだけだから終始隙だらけでカッコいい瞬間がないんです。

 

意味不明な武器チェンジ

敵の動きですがこの長モノの武器から

レイ・カイロレン共闘シーン 武器選択指摘1

2つに分かれて短い武器に変わります。

 レイ・カイロレン共闘シーン 武器選択指摘2

基本的に間合いがある程度離れていれば武器は長い方が有利になります。

刀と槍でいえば圧倒的に槍が有利になります。

画像を見ると分かりますがレイと敵の間合いはかなり離れています。

にも関わらずこの人はわざわざ不利になるように武器を短くするのです。

戦うためにいる護衛がそんな戦法を取るわけがないのに。

結局カッコつけだけが目的の筋が通らないアクションで成り立っていることが透けて見えます。

 

ルークとカイロ・レン決闘シーンの殺陣

間合いって知ってる?

決闘シーンの二人の距離に注目してください。

ルーク・カイロレン決闘シーン 距離指摘

うん。遠い。遠すぎるよ!

飛び道具の決闘ならこれくらいでもいいけど、剣同士の決闘でこの距離はどう考えても遠すぎます。

一足一刀の間合いという言葉があり、踏み込めば斬れるし引けば避けられるという距離感を表していて決闘となればこの距離になるのが自然な流れです。

そういったギリギリの距離でお互いの技のキレを競い合うところに決闘のカッコ良さがあると思うのです。

しかし、そういった美学が全く感じられないのが今回のエピソード8であり、僕が受け入れられない理由です。

だいたいこんなに離れてたら会話もよく聞こえないでしょうに。

ルーク・カイロレン決闘シーン 走らないといけない距離

こんなに走りこんで斬りかかるとかやっぱり遠すぎるしどう考えても隙だらけになるじゃん。。。

この距離がどうしても必要ならせめてスターウォーズっぽくピョーンってジャンプして一気に間合いを詰めてほしかったですね。

 

隙だらけのカイロ・レン

 基本大振りしかしないから振りかぶって隙だらけになるカイロ・レン。

ルーク・カイロレン決闘シーン 大振り1

ルークがライトセーバーをちょっと前に出しただけで負けること必至。

ルーク・カイロレン決闘シーン 大振り2

さらに手首でしか振ってないから振り終わってもライトセーバーを止められずに体幹ブレブレの状態。

子供の頃からジェダイ候補生になるための修行をしていたとは到底思えない剣技のせいでカイロ・レンが全く強そうに見えないのは問題だと思います。

怒りに任せた剣なら止まることない連続攻撃などもっと表現方法にこだわりを持ってほしいです。

 

消えた日本剣術へのリスペクト

Katana

Episode7もそうですが、ライトセーバーの殺陣に日本の剣術の影響がなくなってきていると感じるのです。

つまり殺陣に"斬る"という動作が感じられないのです。

刀で斬る時は刃が当たっただけでは斬れません。

刀を引いて初めて斬れるのです。

その時に力が入るために斬った後にピタッと刀と体が止まるのです。

これが静と動になってアクションのキレを生み出していると思うのです。

もちろんライトセーバーは当たっただけで斬れる武器なのですが、ジョージルーカス版やアニメ版ではそのキレを大事にしているようなアクションでした。

本作のアクションでは静がないため常に動いているだけのキレのない殺陣になってしまっているのです。

 

西洋剣術の影響は?

西洋鎧と剣

カイロ・レンの構えずブラブラや手首で振ってフラフラはフォローできませんが、大振りに関しては西洋剣術に影響を受けているのかもしれません。

映画などに出てくる西洋剣術では動きにくそうな甲冑でぶっ叩きながら剣を振る姿をよく見ます。

その動きを取り入れているとしたらある程度納得はできます。

ただ、ライトセーバーは当たれば斬れるのでそんなに力の限り振る理由がありません。

身軽な装備が多いスターウォーズでは、鎧を想定した剣の振り方をすると隙を作ってしまうだけなのです。

こう考えるとやはり根拠のないアクションなのだなと感じてしまいます。

 

エピソード9に期待すること

Orlando Florida

今作まではレイもカイロ・レンも未熟だったとして次回作では修行の成果としてぜひ精錬された剣技を披露してほしいですね。

そしてこのキャラはこういう技を得意とするからこの状況でこういうアクションをするんだねっという根拠のあるライトセーバー戦を見せてもらいたいとはるか銀河の彼方のファンは願ってやみません。

 

それではごきげんよう〜。

フォースと共にあらんことを。

 

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