ごきげんいかが?こーちです。
前回のランブルスコに引き続き、2本目のボルドーを紹介します。
前回の記事はこちら
今日のワイン
KG君からの差し入れで初めてのボルドーサンテミリオンのグランクリュを飲みました。ドキドキ。
シャトー・ポンテ・ラブリ サンテミリオン グランクリュ
- 品種:メルロー、カベルネフラン
- 産地:フランス
- 地方:ボルドー サンテミリオン
- 価格:頂きもののため不明
抜栓して一口飲んだ瞬間「しまった!」と思いました。アルコール臭と軽くえぐみを感じたのです。
つまり飲むのが早かったということです。こんな感覚がした時はしばらく栓を開けたまま空気に触れさせて落ち着くのを待つに限ります。この処置が功をなしたのか30分後にはとても美味しく飲むことができました。
ではワインの特徴をみていきましょう。
ワインの特徴
メルロー主体のため柔らかめの味でスルッと飲めます。
さらに飲みこんだ後も香りがしばらく残るので一口で長く楽しめるワインです。
この余韻があるとないとでは大違いなので僕的にはとても重要な要素です。
全体的には複雑に風味が変わっていく感じではなく素直な味わいです。
今日のマリアージュ
KG君が腕を奮って作ってくれた2品がとてもマリアージュっていたのでご紹介します。
まずは「メロッソ」!
メロッソとはスペイン版リゾットのこと。バターと粉チーズを使わず、水分とオリーブオイルで乳化させ、とろみをつけたもの。今回はお米から炒めてくれたそうです。
美味しすぎて写真撮り忘れた…
この材料でクリーミーになる不思議!料理は科学ですね。
このクリーミーさが今回のマイルドなワインと合わさるととても食欲をそそる芳醇な香りになるのです。
お次は「タリアータ」!
「切った」という意味の焼いたお肉料理のこと。今回は近くのスーパーで牛肉のミスジが安かったのでそれを焼いてもらいました。
ちょっと食べちゃってるけど写真あり(笑)
中がピンク色の見事な焼き加減のお肉は心から「美味しい!」の一言に尽きます!
そしてこのお肉と一緒に今日のワインを飲むとメルローで少し負けそうになりますが、香りが長い分しっかりとお肉の風味とからまってとても良い後味を残します。もうずっと口の中に入れておきたい。
焼いたお肉とワインは鉄板の組み合わせですが、そのワインの品種や特性で合わせていくと色々なマリアージュを楽しめますよ!
最後に
今回はメルロー主体のワインだったためどっしりした味付けの料理ではなく、どちらかと言うと塩コショウあっさり系が
よくマリアージュしていました。
また、今回のようにワイン抜栓直後に飲んでなんだかアルコールを強く感じる場合は少し空気に触れさせておくと落ち着いてきて飲みやすくなると思いますよ。
そうやって焦らされてるからこそやっと飲んだ時の喜びが大きくなるってことです(笑)
それからお肉との組み合わせは品種によって色々と相性があるのでまた別の機会に書きたいと思いますのでお楽しみに!
それではごきげんよう〜。
良い一日を。