ごきげんいかが?こーちです。
サメコーナーについて
"サメ"
それは神秘の塊。
機能美に満ちたその姿は見る者を魅了してやまない。
しかし、ひとたび我々が彼らの獲物となる状況になったとしたら、恐怖以外の感情を抱くことのできる人はいるのであろうか。
いや、いまい。
そう、ここではそんなシチュエーションになってしまった人たちの(たぶん)リアルな個人撮影動画を紹介してみんなでワーキャー言おうというコーナーです。
そして動画を分析してシャークアタックを考察するという試みもやってみます。
本日のシャークアタック
まずはこの動画をご覧ください。
獲った魚を船に上げようとする一人の男性。
すると・・・
※流血などショッキングなシーンはありません
こんな近くに擦り寄られたら生きた心地しませんよね!
そりゃ叫びますよ。もう腹の底から。
ただ、サメが水面に出てくる前からこの男性は叫び出したので、どうやって接近に気付いたのかは少し疑問ですが・・・。
もしかして足に当たったのでしょうか?
だとしたらとてつもない怖さですね。
動画分析
このサメは背中の模様からイタチザメだと思われます。
体長は2mくらいでしょうか?
まだ若い個体ですね。
このサメの行動はカゴの中の魚にひかれて水面に出てきた感じに見えます。
積極的に男性を襲いに来たわけではないでしょう。
・・・あれ?よく見るとカゴは空ですね。
とすると男性に興味を持って近づいてきたのかもしれません。
タイミングが悪ければ噛まれていたかもですね。
まさに間一髪です。
どうしてこうなったか考える
カゴの中は空っぽでしたが、魚や甲殻類などを捕まえようとしていたと想像できます。
そういった動作や物音に反応して近づいてきたと考えられます。
しかし、なぜもっと早めに発見できなかったのでしょうか?
あれだけ大きな体なので近くをうろついていればすぐに視認できそうですよね。
それは動画の天候に原因があるのかもしれません。
動画では曇り空で海面が暗く見えます。
曇天では海中の見通しが悪くなるため発見できずに接近されてしまったのではないかと思われます。
どうすれば良いかを考える
一番の回避策は海中の見通しが悪い時には海に入らないことです。
濁っている時などはサメにとっては狩りに適した条件です。
どうしても海に入る時は常に二人以上でいることでリスクを減らせます。
一人は監視役をしていれば発見が早くなるし、万が一襲われても反撃しやすくなります。
海中にいる場合は周りの魚が一斉にいなくなった時などは、自分も岩陰に隠れて周りを観察するなど注意が必要です。
最後に
イタチザメはなんでも食べようとする貪欲な性格な上、沿岸にも現れるのでこういったフィッシングでも注意は必要でしょう。
日本でも沖縄近辺でよく被害が起きているので、海が濁っている時やサメの狩りタイムである朝と夕方は気をつけるにこしたことはありません。
とは言ってもサメは悪意を持って人間を襲わないと言われています。
サメに聞いたことはないので真実はわかりませんが。
とにかくサメに遭遇すること自体が稀なのであまり怖がりすぎず油断しすぎず畏敬の念を持って海の魅力を楽しんでもらえればなぁと思っています。
それではこの辺で、
シャークに触ったらごめんあそばせ。
ごきげんよう〜